今回のノート2用ケースのこだわりというか作りこみは凄いです!
Sペンが本体収納になっているので、これを取り出す構造が必要です。
良くあるパターンはケース裏側をペンの取り出しスペースに合わせてカットしているものがほとんどです。
裏側から見た際にこのカット部分が、気に入らないのでカット無しでペンを取り出しやすい工夫をする。
NOTE2はバッテリー取り外し可能なので、予備バッテリーをケースに収納可能にする。
この2点を特別構造でお願いしました。
レザーカラーや本体固定用のTUPにもトコトンこだわりました。
TUPはサイドから見えるのでクリアにこだわったチョイスで、自前準備を送付しました。
サイド部分は良くあるスリガラス状態でなく完全クリアです!
レザーは今回ブルーにしたいと思ったので、色々と相談して姫路レザーのブルーヌメを
特別に仕入れていただきました。ステッチは同系色のブルーで。内側はナチュラルカラーのヌメで2トーン仕様です。
NOTE2オリジナルのフリップカバーにインスパイアしてストラップ無にしてます。
いわゆるポケットダイアリータイプですね。
予備バッテリーって思っているよりも厚みがあるんで、簡単にポケット作ればいいじゃん。
にはなりません。ポケットのマチがかなり必要で折り被せに難有になります。
合わせて、Sペンを取り出す為にTUPとケース革の間に指が入るサイズを確保する必要があります。
これを同時に解決する為に、内側のレザーを3枚仕立ての合計4重レザーにしていただきました。
通常のレザーケースより2枚分、革の厚みを持たせています。
この3枚分の厚みがバッテリーの厚みになっています。
そうですTPUの下に予備バッテリーを収納するスペース確保してます。
バッテリーサイズを完璧に測って、使用中にポロっと落ちないFIT感はさすがです。
TUPの縫いつけも計算されています。
普通はもっと下側まで縫い付けてあるのですが、ペンを取り出す際に少し持ち上げられるように
下側は余裕を持たせ、キチンと縫込みをする完璧さです。
フラップ裏もカードスリット仕様でお願いしてます。
ここも地味にスペシャル深めのスリットにしてもらってます。
カメラ穴も映り込みなどないようにきちんと確認してカットされてます。
ここにもこだわりがあって、垂直ではないんです。
若干円錐状にカットして、フラッシュ反射などが起こらないようになってます。
個人的にはノート2のレザーケースでこれを上回る構造のものはないと思ってます。
唯一の欠点は重量があることです。
革の4枚仕様なので当たり前ですけど、さらに予備バッテリー分も加わりますから。
通常より大きいバッテリーサイズなので、常に予備バッテリーが必要な訳でもないので
予備バッテリーを持ち運ばないときのスペーサーも製作いただきました。
これだけこだわって作り込まれているのですから、使い勝手は最高です。
革のチョイスも今回は姫路で正解でした。
今までの栃木レザーよりもなめしが柔らかいです。
専用で買い取り仕入れていただいた革なので、合わせてカードケースやコインパースなども作っていただきました。
カードケースもミリ単位で必要な厚みを作成いただいてます。
目に見えない部分ですが、この必要な厚みポケットは重宝してます。